建築設計Ⅲ 地域センター/2020年度
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東京都の郊外にある地域センターの建て替えを計画する。対象は武蔵野市の西久保コミュニティセンターとする。世田谷区・三鷹市・武蔵野市などは昭和40年代以降コミュニティセンターを計画的に整備した先進的な自治体である。設計対象の建物は昭和50年代前半に建てられたもので、武蔵野市における住民コミュニティ形成の核となることが狙いであったが、現在では住民の高齢化や少子化、共働き世帯の増加など地域施設を取り巻く社会的な環境は大きく様変わりしている。建物自体も設備や各種の仕上げの老朽化などが進み、建て替えの必要性が生まれてきている。この課題では、現在、地域住民が求めている地域センターへのニーズを各自で考え、敷地に建て替えられる新しい地域センターを設計してもらいたい。子供から高齢者まで、年齢や性別を限らずに多くの市民が日常生活や地域活動をより豊かにすることができるような開かれた地域施設を考えてほしい。
・ 敷地:東京都武蔵野市西久保1丁目
敷地面積:1,902㎡
用途地域:第一種低層住居専用地域
建蔽率:40%
基準容積率:80%)
・ 延床面積:1,400㎡程度
・ 構造・階数:自由
・ 両側の歩行者用の通路状の部分については敷地面積に含むが、現在の位置かその他の敷地内の位置で施設利用者以外の人が通り抜けられる機能は担保すること。
・ 必要諸室
集会・研修用の諸室 大会議室:80㎡/小会議室:40㎡×2室/和室:40㎡
実習用の諸室 工芸室:40㎡/料理実習室:40㎡/勉強室:40㎡
その他の諸室 多目的室:150㎡(天高₅m 以上)/倉庫(多目的室用:30㎡/更衣室:20㎡×2室/児童室:40㎡
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指導教員